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23.ぷりうにのぐるぐるダンス

 うにがやってきた頃の話に戻ります。

 うにが来たばかりの、まだ別居中の頃。
 脱走したり飼い主の手に乗ってきたり、とはじめから態度のでかいうにでしたが、大きいのは鳴き声もだという事も、すぐに判明しました。別れた兄弟達を呼んでいるのでしょうか?すさまじい鳴き声です。 ぷりんがあまり鳴かない子なので、いや、うるさかったのなんの! しかし、その声にかけつけるのは、実は飼い主じゃなくてぷりんの方なのでした。うにが叫ぶと柵の横にすっ飛んでいって、そばにいてやるのです。もしや母性本能くすぐられるのでしょうか? …キミ、オスだよね?

  こんなにぷりんが面倒見るのなら大丈夫かと、病気も無さそうなので2匹を一時的に一緒にしてみたところ、ものすごい勢いでぷりんがうにを追いかけ始めました!今まで気になっていたニオイをじかに確認しようと必死です。もしかしたらぷりんは、新入りを女の子かも…と思っていたのかもしれませんね。 うににはまだ兄弟たちの記憶があるので仲間がいるのはうれしそうではあるのですが、デカイのに突進されて、やっぱりちょっとビビってるようでした。

  ところが次の日からは、逆に、ぷりんの方が追い回されるようになりました。後ろからついて歩くのが安心なようです。どこへいくのも何をするのもオマケつきになってしまい、ぷりんは正直うんざりしてましたが、それでも、追い払うことはせず、嫌々感もありましたが、うにを受け入れました。さすが群れの動物モルモットです。

 さて追い回されるようになったぷりんですが、自分がうにを追う事にまったく興味をなくしたわけでもなく、たまに思い出したようにうにの背後をとります。
 うにも当然ぷりんの後を追うので、そんな時は2匹でグルグルグルグル……バターになる勢いで回転してました。

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